子育て資金への不安と、我が家の選択
子どもが生まれると、必ず話題になるのが「教育資金どうする?」という問題。
学資保険に入る人も多いですが、我が家は学資保険ではなく、旦那様の保険を大学入学に合わせて満期になるように設定しました。
「その時期にまとまったお金が入る」という安心感は、確かに大きな支えでした。
もしオルカンをしていたら…
ただ、最近ふと考えるのです。
あの頃から「オルカン(全世界株式インデックス)」をコツコツ積立していたらどうなっていたのか、と。
試しにシミュレーションしてみました。
- 毎月1万円を17年間積立
- 年率5%で運用できたと仮定
結果は…204万円の元本が 約320万円 に!
その差、116万円。
保険で得られたのは「安心」ですが、投資なら「夢と幻の116万円」を掴めていたかもしれません。
まるでマラソン大会で、給水所の水はしっかり飲んだけど、ゴール地点のバナナを取り損ねたような気分です。
投資は投資、リスクもある
もちろん、投資は魔法の壺ではありません。
オルカンだって株式投資。相場によっては元本割れする可能性もあり、教育資金どころか精神修行になりかねない瞬間もあるでしょう。
保険は安心を与えてくれました。
投資は夢を見せてくれるけど、同時にリスクも背負わせてきます。
私は「安心」を選んで、116万円の幻を見送りました。
まとめ
教育資金の準備には正解はありません。
保険も投資も一長一短。どちらを選んでも、それはその人にとってのベストだったはずです。
でも、もし過去に戻れるなら――
私は「保険で安心を確保しつつ、少しだけオルカンも積立」してみたかった。
きっと未来の自分が、小さく小躍りしていたかもしれません。
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